1年ほど前に娘を出産した自分の経験談を基に、立ち合い出産でのパパの役割をまとめています。
これから出産を控えるママがいるパパは、こんなことをするとママのサポートになるってことを予習しておきましょう!

この記事は以下の人に向けて書いています。
・立ち合い分娩を考えている人
・立ち合い出産でのパパの役割を勉強したい人
Contents
出産前にすること
バースプランの共有
バースプランとは、どのような出産をしたいかという願いが書かれたものです。
記入例としては、
- 生まれてすぐ赤ちゃんを抱っこしたい。
- 出産中の様子をビデオカメラにおさめたい。
- できるだけ、陣痛促進剤を使いたくない
といったことを記入します。
※バースプランについて、ユニ・チャーム様で紹介されています。記事はこちら
出産前には、夫婦でよく話し合って、どんな出産にしたいかを共有しておくと良いです。


特に、パパはママの希望をよく聞いて当日のシュミレーションをしておくと慌てなくてすみます。
ビデオ撮影を希望の場合は、産院の許可をとって、どのタイミングで、どういうシーンを撮影してほしいか等、事前にママの希望を細かく聞いておくと安心ですね。
出産の流れを把握
陣痛間隔がどれくらいになったら病院に電話をすればよいのか、子宮口がどれくらい開いたら分娩室に移動になるのか等、ママを安心させるためにも出産の流れを勉強してから立ち合い出産に臨みましょう。
今は、youtubeでもたくさんの動画があり、パパママ教室に行けなかったとしても、勉強しやすい環境が整っています。
熱心に勉強している姿を見せて、不安でいっぱいのママを安心させましょう。
※下記のような動画で予習をしておきましょう。
いよいよ出産!出産前から出産時のサポート
役割1 最高の話し相手になる!
出産は、命がけの大仕事です。
出産を目前にして、ママはとってもナーバスになっています。
不安な気持ちをしっかりと受け止めて、ママが少しでも安心できるように普段通り接してもらうと嬉しいです。


1日目は、今日出産するという気持ちが強かったのでピリピリしていたのですが、2日目になると「今日もまだ産まれないかもしれないな~」と思うようになって、意外とリラックスして過ごせました。
それも、パパが仕事を休んで側にいてくれたおかげだと思います。
一人で病室で点滴につながれた所を想像するだけでとっても心細いです。
パパがいてくれるだけでいいと心から思いました。
役割2 陣痛中のマッサージ

いよいよ出産!
いよいよ陣痛到来!
パパの出番です。助産師さんに教えてもらいながら、陣痛の波に合わせて腰をさすったりゴルフボールでおさえたりします。


これから出産に立ち会う予定のパパに強く言いたいです。
ココがポイント
陣痛が来ているときのマッサージはその場で習得できるものではない!
今はyoutubeでも、勉強することができます。
陣痛が来ている間、助産師さんはずっとママの側にいることはできません。
助産師さんは、他の入院している妊婦さんのことや、生まれたばかりの新生児のお世話等たくさんのお仕事をしながら陣痛が来ているママのサポートをしています。
そのため、つきっきりでママのお世話ができるのは立ち合いをする予定のパパしかいないのです。

ママの妊娠中から、しっかり練習しておくことをおすすめします。
また、陣痛が来ている間は、ママが痛みを訴える場所を温めるのが効果的です。
私は、貼るカイロを持って行っていましたが、それでパパに痛い場所をおさえてもらったのがとてもありがたかったです。
夏場の出産になる方は、カイロが売っていない可能性もありますよね。
早めの準備をしておくことをお勧めします。
※おすすめ動画はこちら
アミプラ!助産師がしているマッサージのコツを伝授します。パパと一緒に見てね!
ココがポイント
陣痛中の痛みには貼るカイロを用意しておくと良い!
役割3 移動のお手伝い
出産では、初めて自分の足で歩けないという経験をしました。
特にいつ来るか分からない陣痛中は、思わずその場にへたり込んでしまうほどの痛みと闘っています。
子宮口が全開大になるまで部屋で待機しましたが、そこから分娩室に移動するのは想像以上の大変さでした。
そんな時に、パパに力強く分娩台まで付き添ってもらうことで、私は心から安心して移動できました。
役割4 ママの水分補給
ママは、陣痛に集中しているため、自分で水分をとったり、汗をぬぐったりすることもままならない状態です。
少しでも快適な状態で出産に集中できるようにストローで水分補給を促したり、暑さや寒さを調整したりしてママをサポートしましょう。


臨月になると買い物するのも一苦労なので、ママの好きな飲み物を事前に聞いておいて、用意してくれると嬉しいです。
ココがポイント
陣痛中は、普段は好きな飲み物であっても体がうけつけない場合もあります。複数種類を用意しておくと良いです。
役割5 記録写真を撮る
出産の様子や、生まれたばかりの赤ちゃんの写真が撮れるのはパパだけ。
後で後悔しないようにしっかり写真をとっておきましょう。

「生まれたばかりの我が子とのツーショットは絶対撮ってほしい!」といったママの希望の写真は絶対に押さえておくと良いと思います。
私は、カンガルーケアをしている所の動画と写真をたくさん撮ってもらいました。初めての娘との対面の瞬間をパパに撮ってもらうことができて満足しています。
ココがポイント
カンガルーケアが始まると、助産師さんや看護師さんは遠巻きに私たちを見守ってくれることが多いので、私たちだけのプライベートな時間を過ごすことができます。この間に写真を撮ったり、ママにねぎらいの言葉をかけてあげることができると思います。
カンガルーケアは母子愛着を形成していくうえで、とてもメリットが大きいので希望することをお勧めします。
もっと詳しく
役割6 ママのメンタルをサポートする
私もそうでしたが、出産はいつ終わりを迎えるか分かりません。
痛みに耐えて、最後は無い体力を振り絞ってママは出産に挑んでいます。そんな時に、一番頼りにしているパパからの励ましがママにとってとても力になります。
私の場合は、パパがずっと手を握ってくれていました。
あまりの陣痛の痛みに、パパの手を握りしめていたので、出産後にパパの手は傷だらけでたくさん血がにじんでいたくらいです。
私もそんなことを構えないくらい自分のことで必死でしたが、パパは痛がることも文句を言うこともなく私の手をずっと握っていてくれました。
本当にパパのおかげで娘を出産することができたと心から思っています。
出産後のサポートも大事!

生まれたての赤ちゃんの手を見ると感動!
私は17時間の長い分娩が終わり、歩いて部屋に戻りました。付き添いの看護師さんとパパがついてくれたので産後でフラフラでしたが安心して病室に戻ることができました。
役割7 分娩室から部屋への移動に付き添い、荷物整理
部屋につくと、ママもやっと一息つくことができます。
分娩室には、ママの着替えや水分、陣痛を耐えるために使ったグッズがあるので手早くパパに荷物をまとめてもらって移動することになります。
部屋についたら、ママのお世話をしてあげましょう。
着替えは、分娩室で看護師さんがしてくれているかもしれませんが、汗を拭いたり、手を洗ったり、トイレに行ったり、荷物をまとめたり、出産後すぐのママは一人で動くことができないのでパパのお手伝いが必要になります。
うちは、パパが汗ふきシートを取り出してくれて一緒に体を拭いてくれました。
体を拭いたら気持ちもスッキリして、部屋でゆっくり休むことができました。
役割8 頑張ったママにたくさんねぎらいの言葉を!

出産直後のママは、出産した達成感と疲労感でいっぱいです。
頑張ったままにたくさんのねぎらいの言葉をかけてあげましょう。
私もパパに、出産後はたくさんのねぎらいの言葉をかけてもらい、達成感でいっぱいになりました。
それが私の自信にもつながりました!
まとめ

可愛い赤ちゃんを見たら苦労もふっとびます。
どうでしたか。
ママは、自分の体のことだから出産前によく下調べをして出産の流れをイメージしていることだとは思いますが、パパは意外と流れに身を任せてしまっている人も多いのではないでしょうか。
ママが安心して出産にのぞむためには、パパも、当日の流れを事前に勉強して準備をしておくことが大切ですね。
意欲的に、出産のことを勉強している姿をママに見せると、ママの安心感にもつながりますよ!
二人で出産を乗り越えることでパパとの絆はますます深まったと思います。
以上私の体験談にはなりますが、少しでも参考になるところがありましたら幸いです。
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